← 第12章 · 総合演習と、次の学習範囲
LESSON 12-02 / 約12分

成果物を説明し、対応範囲を更新する

このレッスンの到達目標

確認済みの能力と残る課題から、次の学習を選ぶ。

音声とインタラクティブ図解で学ぶ音声を再生すると、下のインタラクティブ図解と本文の段落ハイライトが連動して動きます。
JUDGMENT & SCOPE SIMULATOR · AUDIO & INTERACTIVE

「コード生成」から「採用できる変更」までの判断ゲートと支援条件

AIの出力をそのまま本番へ入れず、目的・影響・検証・承認のゲートを通す過程と、担当範囲ごとの支援条件をシミュレーションします。

AI OUTPUT生成コード画面表示は成功未検証の出発点GATE 01目的・前提の定義✓業務・SEGATE 02影響範囲と作業分解2設計・技術担当GATE 03独立検証・永続化確認3実装担当GATE 04レビュー・責任者の承認4業務責任者ADOPTED採用できる変更要件・実装・検証が一致支援条件を明記
GATE 01:目的・前提の定義問い:どの取引・どの時点の値引きか?

AIの初期出力例:「受注画面に10%割引コードを生成」

確認責任者と完了条件主担当:業務・SE / PM(未確認条件 3件を特定)

この段階を省くと「締め済み請求や対象外取引先まで誤って値引きされる」のおそれがあります。自立範囲と支援条件を分けて記録します。

提出するのはコードだけではない

要件、確認事項、影響調査、技術判断、作業計画、AIへの依頼、変更差分、レビュー、テスト結果を整理します。実行していない作業は計画として提出し、実施済みと区別します。

別の担当者へ渡し、どの資料で仕様と検証を確認できるかを説明します。本人がいないと理解できない箇所は、引き継ぎの課題として直します。

知識・実行・判断を分けて振り返る

用語や目的を説明できること、作業を完了できること、条件変更に対応できることを分けます。テストの正答率や自己評価だけで実務能力を認定しません。

後編では、実装、設計・技術、業務・SE、リーダー・PMのルートから担当範囲を選びます。既存取引への適用、外部連携、移行、運用などへ広げる際は、新たな能力と支援を確認します。

判断の練習

レビュー担当者には、成果物だけでなく、どの点を確認してほしいかを伝えます。指摘への回答と修正後の再確認を記録し、未解決の指摘は残課題として引き継いでください。

再確認では値引き額の端数を切り上げる条件変更を試します。影響する資料・コード・期待値を挙げられるかを確認し、手本の再現から応用へ進めます。

押さえておきたいこと

  • 実施したことと計画を分ける
  • 別の人が検証できる資料を残す
  • 次に必要な学習と支援を定める
読了記録と習熟度の確認は別です。